IKEA探訪

実は、イケアに行ったことがありませんでした。

ポッカリと予定が空いてしまったため、美容院、参院選の期日前投票、イケア港北店に行くという、なかなか緊急性の低い用事を済ませました。

 

「イケアが日本にきて、よかったんじゃない?」というのが、客観的な感想です。

まず、子供用キッチンに感涙。おままごと用調理器具セットとか、わたしが子供の頃だったら、嬉しくて失神していたと思います。立派なキッチンが1万円弱。お年玉で買えちゃうじゃないですか。ちっちゃいかわいいフライパンとか、お鍋とか、昔はデパートのおもちゃ売り場にしかなかったような、お野菜セット(フェルト製、カゴいっぱい入って999円也)。。。今は男の子も子供の頃からおままごとに親しんで、「食育」と「共働きに備える」ことが、きっと夫婦円満に幸せな人生を生きる必須科目のような気もしますので、非常に良いことだと思います。

澤山乃莉子さんが熱海につくられたキュレーションホテル「桃乃八庵」は、全体は超上質だけれど、キッチンのキャビネットが実はイケア。取っ手だけ和家具の金物の取っ手をつけられたとのこと。確かになるほど。。イケアのキッチンは、開け閉めする頻度を踏まえてか、かなりしっかりした金具が使われていましたし、扉そのものもがっちりしていました。その代わり、すごく安いかというと、そうでもない。施工費と設備代を入れると、安いですが安すぎるほどでもない。また、「驚くほど高機能」な金具や設備もありませんでした。

カウンタートップもなんちゃって大理石的なものが多彩に用意されています。

これはかつて、わたしがファンだった、インテリアコーディネーター・津田晴美さんが、エッセイで書いていらっしゃったのですが。

”たとえば日本の木目の壁紙は、忠実に木目を再現しようとして、写真をプリントする方向に進み、結果いかにもイミテーションな感じが漂ってしまう。しかし、海外の木目の壁紙は、ものすごく近くで見ないと、それがイミテーションだとわからない。というのも、海外の壁紙は、木目を手書きしたものをプリントしている。ものすごく近くで見ると手書きだとわかるけれども、遠目だと、手書きの方が本物の質感に近くなる”

この感じに近い印象を受けました。おそらく、遠目で、キッチンとリビングを遠景で見た場合、大理石や御影石に似た色のカウンタートップは、そう悪くない存在感になるでしょう。

それから、水栓なんかも、チープですが絶対に「おしゃれ」。外国気分が味わえます。

さて、肝心の家具について。

なぜ私が今まで、イケアに行ったことがなかったかというと、カタログで見て「ナシですね」と思っていたからです。

どこまで行っても材木みたいな四角い脚。ベッドでもテーブルでも。優美さは、当たり前ですがありません。輸送コストを考えた場合、とにかくすべてが「真っ平ら」になることが必須条件ですから、湾曲したら一気に価格が跳ね上がるのだろうと思います。

でも、別にものすごく安いかというと、もっと安い家具は、日本にいっぱいあると思いました。2シーターのソファで7万円したら、結構立派なお値段だと思います。3シーターで10万円。裏は、こんな感じで、ほったらかしです。日本の家具なら、どんなに安くても不織布でカバーしているところですね。このあたりの割り切りは、すごい。

しかし。この最終コーナーの棚にきて、「こりゃあ、人を選ぶわ」と思いました。

腕っ節の強い、筋トレが趣味で、身長が180センチぐらいある夫がいないと、全く無理。まったくまったく無理です。職業が頭脳派な男性も無理かも。消防士さんとか、運送業とか、大工さんとか、そういう「体を使って働いている」夫じゃないと、投げ出してしまいそうな雰囲気です。最低限若くないと無理。そんな風に思いました。組み立てサービスとか、配送サービスがいたるところに書いてありましたが、そういうことなのですね。

ニトリさんは、そんなことを要求しないので、イケアとニトリの違いはそこだな!!と、結論づけました。

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