オンライン・ミーティングに備えを

自慢ではありませんが、私は「きれいな人だね」と言われることが多いんです。(ああ、なんて挑戦的な書き出し、、)

でも、美人ではありません。もし私に才能があるとしたら、「美人に見せる才能がある」というところだと思います。

いや、美人に見せる才能というより、「最小限の手間と努力で美人な印象を与える才能がある」だとも思います。

たとえば。

普段、目を酷使するので、アイラインやマスカラはしません。しかし、私は知っています。実際会ったりしゃべったりした時には、大した効力がないアイラインは、「写真」ではものすごい差を生むことを。だから、自分の送別会など、写真を撮ることが必定の場合、アイラインを細く引いていきます。持論ですが、この場合、マスカラよりアイラインの方が効くと思います。芸能人と一般人の違いは、「アイライン」だけだとも思うほどです。だから、「アイドル」とか「ミス○○」が、その辺のかわいい女の子とは別格に美しい、と思っている男性は「なんもわかっとらん」と思うのでした。その差は、ちょっとした自覚と手間ひまの違いだけですよ!という。

お化粧も、今でこそ外にいくときはしますが、若かりし頃、ほとんど会社で生活しているような記者時代は、支局は「ほぼ家」ですので、ブーーーっと盛大に音を立てて鼻をかみ、ソファの周辺にある爪切りでパチンパチンと爪を切り、だいたいスッピンでした。お化粧直しは、取材先に行く前、信号待ちの時にサンバイザーを開いてグリグリっと口紅を塗るだけ。口紅がついていたら、化粧してることになるんです笑。

でも、そんな私も、時々。週に1回ぐらい、フルメイクをする。「本気を出したらきれいなんです」あるいは「きれいに見える方法は知っているんです」というところをちょいちょい見せておくと、人は「原田さんは本当はきれいな人」とラベリングしてくれる。そして、残っている写真がアイライン入りできれい。「たぶんきれいなひと」ということになります。

輸入家具で起業することを思いついて、一番最初にやったことは、プロフィール写真を撮りに行くことでした。なにしろ、自分にはまだ商品もなかったので、自分を売るしかなかった。なので、「スタジオ・ディーバ」という、フリーアナウンサー御用達の、ヘア・メイク付きの写真を撮りました。いい年をして、アイドルみたいなポーズの写真も撮りました(笑)。就職活動では、プロフィール写真に10万円かかりました。「うめだ阪急」の写真館で、3回撮り直しました。一世一代に「盛る」には、それぐらい厭わないのです。

結婚式では、小柄で160センチを切っているであろう父に、ヒール7センチのシークレットパンプスを履かせました。私が162センチで、7センチのヒールをはいたら、不格好なほどの身長差になることがわかっていたので、父に身長を足しました。結婚式での父は「とても感じがよく、立派だった」と周囲から大好評でしたが、それは、身長が普段より高いからです。

婚約指輪をいただく際は、もちろん絶妙な長さに自爪を調整し、上品な色でセルフネイルを塗って(ジェルネイルよりセルフの方が、1日しかもちませんが、素材を際立たせます)、手のムダ毛を剃り、念入りにハンドクリームを塗りこんだ上に、ファンデーション を塗って顔合わせに挑みました。簡単な両家の食事会でしたが、お相手のお母さまが「んまー、きれいな手」。夫にその後種明かしをすると「うちの母親は、まんまと騙されたんだね」と苦笑いしました。

注)私の手ではありません

 

家もそうです。「フォーカルポイント」といって、部屋や家に入った時、一番に目に留まるところを完璧にスタイリングしておけば、あとは大体でいいのです。

オンラインミーティングもしかり。朝のミーティングでは顔の左側だけに陽があたり、右半分が真っ黒。右側にも光を持ってくるべく、部屋の照明を全部点灯します。我ながら、そんなことに気が回る自分を、心底「いやらしいなあ」と思うのですが、気が付くのだから仕方がない。

 

そして、背景に2つランプの置いてあるキャビネットがあり、その間に趣味の良い絵が飾ってあり、真ん中にお皿なぞがあったら、「美人に見える」こと請け合いです。

トム・クルーズが、モデル出身の女優とのキスシーンでは、台に乗っていることを、日本人はずいぶん長いこと知らなかった。別に、180㎝の女優に、背伸びしてキスをしてる真実を、映す必要はない。

最近インスタだとかで、「映える」という表現が急に一般的になって、画像の「演出」を誰でもがするようになったことが、「日本も変わったね」と思う、今日このごろです。

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