皇室は最強アイコン

私は「HOUSE BEAUTIFUL」「VERANDA」など、アメリカのインテリア雑誌をチェックすることが多いのですが、アメリカはイギリスを家族だと思っているのか?ロイヤルファミリーの記事が多くて驚きます。編集合理化の点で何か事情があるのだとは思いますが、それにしたって多い。

 

結局、いくらファッショナブルなモデルや女優のファッションアイコンが出ようとて、イギリスのロイヤルファミリー、日本の皇室に勝るアイコンは、ないのです。ヒルトン姉妹が、、、とか、テイラー・スウィフトが、、、と言ったところで、それはそのセレブのメディア露出度が減れば、同時になくなってしまうアイコン。しかし、皇室と王室は、長い歴史があり、今後も数世代は続く予定の一家です。生き方や人生が、ずっとメディアに露出し続けるのも確かで、本気の本質を追究すれば、ロイヤルに行き着きます。かくいう私も、雅子さまが嫁入り道具にしたというドイツの「ビレロイ&ボッホ」のお皿をそろえ、結婚式の披露宴会場は黒田清子さんのまねをしました。

日本は戦後長らく、皇室と国民との関係性がギクシャクしていました。皇室の公的なポジションと、日本の主要な言論とが、うまく溝を埋められない状態だったと思います。新聞紙面上の扱いも難しく、皇太子が雅子妃に関して語った「人格否定発言」の記事に関しては、編集部一同が頭を抱えました。それまで、皇室の記事は常に最小限の扱いと暗黙の了解があったのに、皇太子の予定調和を超える発言で編集部は大変困惑したのです。ですが、平成の天皇皇后両陛下が貫いてこられた国民に寄り添う姿勢、国民のために祈る姿勢が、その溝を埋め、国民が素直に皇室を内在させるのに成功しました。

と、いうわけで、皇室は、よりよい行い、よりよい人間性、よりよいファッションのお手本になりました。ならば、インテリアについても、皇室の方がどんな暮らしをしているか、を、少し見せていただき、それを国民がお手本にする、ということはできないものかなあ、と思います。

たとえば、食生活。皇室の朝食が今でも焼き魚とご飯だったら、日本人が朝にパンを食べる習慣は根付かなかったはずです。皇室の朝食は洋食と決まっているらしいのですが、皇室がそうしたから、日本人は朝ご飯にパンも食べるようになった。それと同じように、皇室がどんなしつらえで現在生活しているのか、ということは、国民にとっての「近未来」であると言っても過言ではないと思うのです。

きっとそのスタイルは、日本の材料を使い、日本の職人が造り、日本らしさと、現代の生活との融合を、可能な限り突き詰めた美しい暮らしに違いないと思います。

皇居や東宮御所に、国宝級の「お宝」があったとしたら、リビングにファインアートがあるとやっぱりいいね、といった価値観の形成に資すると思うのです。

雅子さまは、海外経験も豊富です。そんな雅子さまのつくる「令和」の暮らしが、少し身近になればいいな、と妄想しています。


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